#118 どこの国にも建国神話ってあるもんなのね
これめっちゃおもろい。
— ほりなるみ (@i_am_narumi__) January 27, 2019
文明の繋がりがないのにどの国でも建国神話があるのわろた😇
人間なんだかんだで考えること一緒なんやなあ https://t.co/ICHuAscUqq
今日歴ログさんのブログでこんなのを見つけた。結構面白くてしっかり全文を読んだ。(上にリンク貼っとくので良ければ見てね。)
一応世界史大好きマンを名乗っているのでこういう記事は好きだ。
一言で言うと「王権の裏には神話がある」ってことだ。
確かに世界史を見ているとよく神話が出てくる。
身近な例だと日本。天照大神とかイザナギやイザナミの子孫が天皇家っていうのは有名な話。
ではなぜそんなに昔の人は神話と王様を絡めたがるのか?
ブログの中の答えは「神話が王様の権力の裏付けになるから」
納得できる答えである。
急にAさんが「この土地俺が治めよ〜っと!俺今日から王様な!」って始めたらその土地に住んでいる人は「何だこの勘違い野郎」ってなる。
そこで「実は俺は神様の子孫なのよ、だからこの土地を治める運命にあるの。」と言った。(まあそれを現地の人が信じたのはどうしてかわからんが)現地の人が「それはすげえ!お前王様でいいよ!」ってなれば、あら不思議、王国の誕生である。
意外とこの仕組みは世界共通である。文明に共通したものはないのに不思議だ。
日本、ローマ帝国、中国、エチオピア、マヤ民族、フランス、こいつら(他にもあるけど)は全部建国神話を持ってる。
だが一方現代の国家を見てみよう。
あれ?天照大神とか神様の話は?
そう、神話は教えられないのだ。(海外では教えられるケースが多いみたい。でも今の国の存立の担保は神話じゃないよねって言いたいだけ)
日本の神様の名前は今やNARUTOぐらいしか教えてくれない。それどころか今の小学生は天照大神を見て「サスケの技のパクリだw」とか言うわけだ。そりゃ神話は担保どころの話ではない。
昔は神話や宗教が「国民が王様を王様だと認めるモノ」であったのに今は違う。いやまあ確かに神話的な部分が垣間見れる国はある。韓国とか。(歴ログさんが教えてくれた。)
では現代の「国民が王様を王様だと認めるモノ」は何だろうか。
考えたけれど「これだ!」って答えは思いつかなかった。
それなりに「これかな?」っていうのは思いついた。軍事力であったり、憲法、社会保障なのかなあと考える。しかし強力な要因が見つからない。
だって考えてみてほしい。安倍総理大臣はなぜ偉いのか?天皇はなぜ偉いのか?
説明できるひとは少ないんじゃないか?
(追記:なんか歴ログさんがこの辺説明してくれた。詳しくは僕のツイッターにて)
あまり日本では注目されることのない建国神話。ちょっとのぞいてみるとおもろいよ。