#129 たくさんバイトやったけど何か質問ある？
世の中には３種類の人間がいる。
ひとつめは、同じバイトを長く続けるプロフェッショナルタイプ。
ふたつめは、バイトをコロコロ変えている飽き性タイプ。
みっつめは、全くバイトをしたことがないレアタイプ。
ちなみに僕はひとつめとふたつめのハイブリットです。
長く続けているバイトとそれ以外でちょこちょこやっているバイト。
たくさんやっている理由はただひとつ。話のネタが増えるから。
今日は今までやった面白いバイトをご紹介します。
その１ 塾講師
言わずもがな大学生バイトの大定番ですよね。地元の某個別指導塾で２年弱働いています。生徒と１対１なので普通に楽しいです。
個別指導って意外と信頼関係で授業の質が決まるんですよ。信頼している先生じゃなきゃ授業内容を全然聞いてくれません。だから毎回新規の生徒さんを持つときは信頼が出来上がるまでは覚えてくれなくてもしゃあないなあと思っています。
逆に信頼ができてしまえばこっちのもの。教えた内容がスーッと頭に入っていくし、むしろ積極的に授業を聞いてくれるから楽しい。しかも何より、学校であったこととかをたくさん話してくれるから楽しい。
その２ カフェ店員
某コ◯ダで働いていました。カフェとか喫茶店とかの店員さんって憧れを持つ人いませんか？あの落ち着いた雰囲気で、コーヒーの香りがする中でバイトをやってみたいと思っていました。
しかし実際はすごくいいものでもないのです。基本的にやることが単調でつまらない仕事がたくさんあります。つまらないというのは主観なので一概にそうとは言えないけれど、グラスを拭きながら（あれ？これ別に俺じゃなくてもできることね？）と思い、すぐやめちゃいました笑
でも常連のおじいちゃんおばあちゃんと仲良くなれるのでそれは楽しいです。
その３ 引越し屋さん
一年生の春休みの時に短期でやっていました。朝７：３０（早かった）に集まり、数件のお宅を回ってダンボールを運びます。つまり肉体労働。夜の１９：００くらいにはアルバイトわいは帰宅になりますが、社員さんは忙しいときは夜中の２時くらいまで仕事が終わらないと嘆いていました。確かに大変そうです。
ただこのバイト、結構楽しいです。まずは他人の家の節目のお手伝いができる。引っ越しなんてそうポンポンとできるものじゃありません。みんなエモい空気感かましてるのでそこにいれるのは楽しいです。
そして後はおっちゃん達の面白い話が聞けること。大体ひとつのトラックに３人の男が詰められて働きにいくわけです。トラックの中ではしょーもない話を繰り広げています。前職の葬儀屋で女を抱いたおっさんの話がクソおもろかったです。
その４ ナゴヤドームのバイト
単発バイトシリーズで面白かったものの一つ、野球のチケットもぎり。
これ試合中盤から暇になるので試合をモニターで観れるんですよね。試合が延長してずっとドラゴンズを応援してました。こういう界隈には必ずベテランのナゴヤドームバイトのおっさんがいて、彼らが仕事を回してくれます。ちなみにそのおっさんとサボって試合見てました。お約束ですがドラゴンズは負けました。
その５ 豊田スタジアムのバイト
我らが名古屋グランパスの聖地、豊田スタジアムでチケットもぎりをする単発バイトをやりました。この時まじで相方がやばいやつだった。２人１組でチケットをもぎっていくのだが、相方が「トイレ行ってきます！！」と走って去っていき、そのまま２時間帰ってこなかった。。。
「ちょっと遅くなってすみません」とか言って戻ってきたあいつの顔を一生忘れない。。。まあ忘れたんですけどね。
その６ ドイツ語検定試験官
知り合いが風邪をひき、代打的扱いでドイツ語検定の試験官やりました。
個人的なつながりで試験官を集めているそうで、独特の雰囲気がまじでよかった。
まずは仕事時間が少ない。８時間くらいいたが、実働時間は問題を配る時と回収するときだけだから全部で１時間くらい。
あとは昼休みが異常に豪華だった。そもそも２時間くらい休みをくれ、見たことのない高級弁当をご馳走してくれ、さらには一番偉そうなおっさんからアイスをおごってもらった。ごちそうさまでした。
とても楽しかった。
ちなみにそこに数人スタッフの人がいましたが、みんな文学部上がりの院生の方や研究者の方ばかり。みんな口を揃えていうには「お金は稼げないけど文学研究はとても楽しいよ。だから僕達みたいに変態みたいに研究大好きな人には居心地のいい世界さ」と言っていました。
なんかバイト以外にも面白い経験ってたくさんできます。
今は自分でイベント開いてお金稼いだり、動画編集はじめて大切なひとのサプライズの動画をこっそり作ったりとか、楽しそうなことをやりまくってます。
人生一度きりだから！！とかそんな青臭いことは言えないけど「まあつまらんことしとるよりは楽しいことしとる方がよくね？」とは思ってます。
ま、話のネタが一つ増えるのは間違いない！！！
ではまた。
