徒然なる日記

田舎在住。周りよりちょっとだけ楽しいことをしている大学生の見聞録。

#68 今日は家族と過ごす最後の日

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明日、実家を出て下宿を始める。

 

19年一緒に住んだ家族と別で暮らすというのはすごく寂しいことだ。最初は「ついに念願の下宿だ!俺の城だ!!!ゲハハハハ!!」と息巻いていたが、いざ前日となるとやはりちょっと、いや、めっちゃさみしい(笑)

 

子が親と暮らす時間は限られている。大体誰もが20年前後しか一緒に暮らしていない。これから2週間に1回(ちょっと多いか?)帰ったとして月に2日、年に24日しか会えない。あと親が健康に暮らせるのが30年だとしたら、30×24=720日=2年しか会えないのだ。あと2年しか親と会えないって本当に恐ろしい。嫌だ、もっといたい。

 

でも泣き言ばかり言っているのも男らしくない。せっかく自分の自由を買ったようなものなのだから前を向いて生きていきたいとも思っている。

 

そう言えば、モネさんがこんなことを言っていた。
「親には感謝をちゃんと伝えた方がいいよ。今まで成海くんをきちんと立派に育ててくれたんだから。」
親には感謝をしなさい、なんて今まで耳にタコができるほど聞かされてきたフレーズだが、実家から離れるというなんとも言えないエモさと、モネさんが言うのだから大事だ、と言う気持ちになって、父母妹にお礼の手紙を書くことにした。いつもは恥ずかしくてありがとうなんてちゃんと言えたものではないが、さっきひとりで色々思い出しながら書いた。やっぱりなんだかんだで家族は大事だ。紙に書ききれないくらい書きたいことが浮かんでくる。明日サプライズで読んでもらおうと思っている。ちょっと楽しみだ。

 

これから僕はどんな人になっていくんだろうか。結局忙しい毎日をこなしていると大切な人との時間は少なくなっている。それは幸せではない。誰でも当たり前だと思うが、自分が大切に思う人とできるだけ多くの時間一緒にいたい。だから今は大真面目に、労働による収入ではなく、価値による収入で生きていきたいと思っている。権利収入とか不労所得とか言うかもしれないし、これを読んでいる人の中には「何言ってんだこいつ」と思う人も多くいるかもしれない。でも2018年19歳の僕は今これを目指している。お金なんてどうとでも稼ぐことができるが、時間はどれだけお金を払っても巻き戻すことはできない。今目指していることが、あっなんか違うな、と思うのなら別の道へ進めばいいだけだし、今はこれを目指したい。

 

これから下宿が始まれば今までよりももっと自由な時間が増える。自分が今目指していることを達成するためのチャレンジの時間がその分増えるのだ。本当にそれは楽しいことだと思う。楽しいことをやるのはとてもワクワクする。自分がまだ少年の心だからワクワクがたくさんあるのかもしれない。グランドラインに入っていくルフィのように、山王戦で死力を尽くして戦う桜木花道のように、海堂戦でギリギリまで投げ抜く吾郎のように、今僕はワクワクしている。

 

こんな経験滅多にできることではない。今世界にいる誰よりも最高な挑戦ができている。こんな王道漫画の主人公みたいなことが出来ている自分は本当に幸せ者だ。これから何が起こるかなんて全くわからないが、これからも楽しくて仕方がないと思うほどにやりたいことをやっていきたい。

 

明日は自分の人生の節目の日だ。まあ、少し経ったら明日の話もしようと思う。

 

ではまた。